研究テーマ

都市における浸水対策の高度化と雨天時汚濁の制御

概要

都市における雨水管理のスマート化が求められている。そのためには、量と質の両面から管理の高度化が期待されている。近年、局地的集中豪雨に伴う内水氾濫が頻発し始めており、下水道施設を考慮した浸水モデル解析により、施設の構造と機能を診断して、浸水防止の施設能力を正しく評価することが必要です。そして、高解像度の降雨予測とリアルタイム水位の情報を統合活用した氾濫予測や管理制御へと進展することが必要です。また、雨天時汚濁流出が引き起こす問題としては、市街地ノンポイント汚染、合流式下水道の雨天時越流水(CSO)由来の汚濁などが挙げられます。これらの汚濁機構とリスクを定量的に評価することにより、汚濁流出の適正管理を図ることも重要です。例えば、CSOでは病原微生物を主要なリスク因子として考慮しなければなりません。病原微生物の粒子への付着状態、下水管渠内・受水域での病原微生物の生残性などに関する知見も必要となります。
以上のような研究背景のもと、雨天時や降雨後における詳細な水質調査、雨水流出や内水氾濫の解析、受水域の三次元流動水質解析を進め、浸水防除とCSO改善を同時に達成する下水道システムの在り方も検討しています。最終的には、ストック最大限活用した都市浸水対策の高度化や東京湾を対象としたCSO問題を解決するトータルソリューションの提案につながる研究を幅広く展開しています。なお、流域における健全な水循環系の確保を意識して、水道広域化や雨水・再生水利用に関する研究も実施している。

Keywords

合流式下水道、流出汚濁負荷解析、流動水質モデル、内水氾濫・浸水解析、人工的水循環系

主なテーマ

  • 雨天時下水道由来の健康リスク因子(病原微生物・医薬品類)の動態評価手法の開発
  • 隅田川から台場周辺海域における降雨後の三次元流動水質解析とCSO対策の検討
  • リアルタイム降雨情報を活用した都市浸水モデル解析の高度化
  • 健全な水循環系確保を意識した水道広域化の推進手法の検討

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都市水循環系における病原微生物の制御

概要

水の微生物学的安全性は、水道、下水ならびに河川、沿岸などの水浴や親水などにおける安全管理の面から非常に重要です。1990年代までは、水中の病原微生物については、「塩素を入れて、大腸菌の不在を確認=安全」という認識が一般的でした。しかし、クリプトスポリジウムや大腸菌O157などが感染流行を引き起こし、最近では、ノロウイルスや鳥インフルエンザウイルスなどが社会的な問題となってきています。クリプトスポリジウムに対する社会対応は2007年の水道におけるクリプトスポリジウム等対策指針(厚生労働省)など、一定の対応が取られていますが、ウイルスに対するリスク管理については、知見の少なさなどから、いまだに十分な対応がとられていません。そこで本テーマでは、水道の微生物学的安全性、水中ウイルスの挙動解明を大きな柱として、都市水循環系における病原微生物の挙動を追跡し、ホットスポットを特定し、効果的な制御方法を研究しています。ウイルスをはじめとした病原微生物の検出・定量技術としては、PCRをはじめとした分子生物学的手法を活用し、環境水からの大量濃縮技術の開発、膜損傷性など感染性に関する付加情報の取得、遺伝子多様性に着目した分子疫学的な解析、ソーストラッキングに有用な新規ウイルス指標の探索など、挑戦的な課題に取り組んでいます。

Keywords

腸管系ウイルス、消毒機構、クリプトスポリジウム、Real-time PCR、定量的微生物リスク評価

主なテーマ

  • 水系感染リスク制御へ向けた大容量水試料からのウイルス検出技術の開発
  • 各種消毒処理による病原微生物の損傷特性の解析
  • 東南アジア水環境中における病原微生物の実態調査
  • 新規ウイルス指標を用いたソーストラッキング/処理評価手法の開発

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環境浄化・水処理における生物学的浄化機構の解明

概要

微生物を活用した環境浄化、水処理技術は広く普及しています。しかし、こうした技術の多くは経験的に構築されてきたものが多く、どのような微生物がどのような機能を発現しているのか、という基本的なメカニズムについてはブラックボックスのままにされているのが現状です。そこで我々は、分子生物学的手法を中心として、生物学的作用に基づく環境浄化や水処理技術の機構解明に資する研究を多角的に進めています。
 バイオレメディエーション技術としては、嫌気的な土壌・地下水中で有機塩素化合物やベンゼンなどの人為汚染物質を分解する微生物に着目しています。これまでに、我々はメタン生成条件下でのベンゼン分解系の集積に成功しています。省コスト・省エネルギー型の技術であるバイオレメディエーションの利点を生かすためにも、嫌気条件下におけるベンゼン分解微生物の同定、複合汚染への適用を含んだ浄化技術への展開を進めています。
 また、水処理については、主に高度浄水処理として活用されている生物活性炭処理に着目しています。活性炭表面に定着した様々な微生物が示す溶存有機物の生分解能や硝化能は概念的な理解にとどまっています。我々は、これまでに生物活性炭において、アンモニア酸化古細菌(AOA)が硝化の主要な役割を担っていること、また、特定の微生物が、オゾン処理の副生成物でもある低級カルボン酸の分解に関与していることなどを明らかにしています。また、こうした処理を受けた上水、下水、更には再生水が、生物学的にどの程度安定な水質であるか、という点も新たな評価軸として考慮し、再増殖微生物の特性や制御技術についても研究を行っています。

Keywords

環境微生物工学、バイオレメディエーション、生物活性炭、細菌再増殖、微生物ループ、分子生物学

主なテーマ

  • メタン生成条件下における土壌・地下水の嫌気ベンゼン分解(バイオレメディエーション)
  • 高度浄水処理生物活性炭における生物学的浄化機構の解明
  • 水道給配水系における細菌再増殖の監視と制御
  • 湖沼微生物ループにおける炭素フローに関与する細菌群の多様性の解明

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精密質量分析による溶存有機物の特性評価

概要

水中の溶存有機物(Dissolved Organic Matter: DOM)は多様な未知成分の混合物です。これらの中の特定の成分が、消毒副生成物の前駆物質として、細菌再増殖の基質として、あるいは膜ファウリングの要因として、様々な水質障害に関与しています。しかし、従来の有機物分析の視点は、TOC、COD、BODのように包括的な量の評価にとどまっており、「組成」は考慮されてきませんでした。紫外可視吸光度、蛍光特性、赤外吸収特性、分子量分布、樹脂分画などの分析手法により、DOMの特性の解明は進められてきてはいるものの、これらの手法もDOMの一面を切り出しているに過ぎず、個々の分子組成の解明には至っていません。
 そこで我々は、分解能、質量精度ともに優れたOrbitrap質量分析計を活用して、DOMの組成評価を進めています。Orbitrap質量分析計では、極めて複雑な成分を質量のみで分離することが可能です。また、個々の分子イオンの精密質量に基づいて分子式を推定すること、フラグメンテーション技術を活用することで分子構造を推定することも可能であり、DOM評価のパラダイムシフトをもたらすポテンシャルを有しています。この技術を用いて、水処理プロセスにおいてDOMの特性がどのように変化するのかを詳細に評価する研究を行っています。また、水質障害を引き起こすDOMとして、未知の消毒副生成物や湖沼における溶存CODの原因成分、更には細菌再増殖を引き起こす生分解性有機物の特定を進めています。未知の成分をトップダウンに測定できるという利点を活用して、水道原水に含まれる未知リスク因子のスクリーニングや、水環境保全に向けた要調査項目候補物質の探索にも取り組んでいます。

Keywords

Orbitrap質量分析計、溶存有機物組成、水質障害成分、未知スクリーニング

主なテーマ

  • 浄水処理、下水再生水処理における溶存有機物の組成評価
  • 溶存有機物の網羅的分析による水道原水リスク因子の監視
  • 水環境保全に向けた要調査項目候補物質の未知スクリーニング
  • 全国の湖沼を対象とした湖沼溶存COD成分の分子ライブラリーの構築

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卒業論文

  • 土方貴史(2017)海水中のF特異RNA大腸菌ファージの遺伝型別培養-RT-PCRによる定量
  • 松原直也(2017)入間川流下過程と水道水における人為起源汚染物質のOrbitrap質量分析計を用いた動態解析
  • 中嶌泰介(2017)琵琶湖湖水中の高増殖活性細菌が産生する溶存有機物の精密質量分析計を用いた探索
  • 三浦潤(2017)下水道からの推定溢水量とLPデータを活用した地下空間への内水氾濫流入リスクの評価
  • 鳥居将太郎(2016)バンドン市Gedebage地区の水中における腸管系ウイルス濃度の調査と水系感染リスクの評価
  • 鈴木美有(2016)生物活性炭ろ過層深度方向の細菌相に着目した同化性有機炭素の除去機構の評価
  • 賀須井直規(2016)貯留雨水を利用した下水道管渠清掃による雨天時越流負荷削減効果のモデル解析
  • 石井淑大(2016)環境水中溶存有機物による大腸菌の増殖可能性の評価と増殖基質の探索
  • 三角恭平(2015)印旛沼湖沼微生物ループに及ぼす溶存有機物と捕食圧の影響評価
  • 藤原直也(2015)メタン生成条件におけるベンゼン分解の促進に及ぼす電圧印加とクエン酸添加の影響
  • 中島美咲(2015)降雨特性と潮位変化を考慮した都市河川流域由来の雨天時越流汚濁負荷の流出特性評価
  • 加藤隆一(2015)急速ろ過システムにおける凝集剤再添加によるウイルス及び指標細菌の除去特性
  • 中村仁美(2014)アニュラーリアクターで模擬した配水系内の生物膜形成に及ぼす残留塩素の影響評価
  • 高木勇海(2014)凝集沈殿・砂ろ過による腸管系ウイルスの除去特性の評価
  • 漢那雷惟音(2014)東京湾沿岸域における雨天時合流式下水道越流水による微生物汚染の時間変動
  • 亀山高広(2014)流入下水水質の長期連続モニタリングに基づく雨天時汚濁負荷変動の評価
  • 柴田智世(2013)河川を介した雨天時越流水負荷によるお台場周辺海域における糞便汚染のモデル解析
  • 金谷築(2013)Orbitrap型質量分析計と細菌増殖応答による下水再生水中の生分解性有機物の特性評価
  • 尾崎奈緒(2013)フローサイトメトリー及び遺伝子解析を用いた高度浄水処理工程における細菌動態の評価
  • チャン ティ トゥ フォン(2012)凝集と消毒の組み合わせによる下水簡易処理法の提案
  • 吉岡純(2012)フーリエ変換質量分析計を用いた活性汚泥によるグルコース・酢酸分解産物の解析
  • 木戸佑樹(2012)活性汚泥中のグルコース・酢酸同化細菌の安定同位体プローブ法による探索
  • ン ワイトウ(2011)東京近郊の水環境におけるPepper Mild Mottle Virusの存在状況
  • 永野雄一(2011)自動観測データと分布型モデルによる印旛沼流入汚濁負荷量の算定と削減策の検討
  • 高橋惇太(2011)土壌由来嫌気集積培養系によるベンゼン分解及びトリクロロエチレン脱塩素化の同時進行に関する研究
  • 関望里(2011)硫酸塩及び高濃度ベンゼン添加による嫌気ベンゼン分解微生物群集積高度化の検討
  • 大坂幸弘(2011)高度浄水処理生物活性炭立ち上げ過程における同化性有機炭素除去能と付着細菌量との関係
  • 佐田美香(2010)ハノイ市タイ湖における水系感染リスク評価のための基礎的検討
  • 中許寛之(2010)微生物叢ゲノム断片を用いたアイソトープアレイによる活性汚泥中の好気ベンゼン分解微生物の検出
  • カク ヨキヒメ(2010)中国天津市における水道以外の水資源利用による水供給消費エネルギーの削減効果
  • 秋山博則(2010)異なるアンモニア濃度条件下における生物活性炭の硝化能と硝化微生物の多様性解析
  • 越田亮平(2009)全国の下水処理場活性汚泥を対象としたアンモニア酸化細菌及び古細菌の存在量調査
  • 山本真也(2009)お台場周辺海域における雨天時越流水由来大腸菌群の挙動の数値解析
  • 舛本弘毅(2008)嫌気ベンゼン分解土壌微生物活性化のためのメタン生成菌添加とベンゼン濃度影響の検討
  • 塚本幸太郎(2008)都市計画数値情報と衛星画像を用いた浸透域の抽出および雨水貯留を考慮した流出解析
  • 前田祐太(2008)培養法と分子生物学的手法を用いた浄水工程及び給水末端における細菌群の多様性評価
  • 中垣宏隆(2007)高度浄水処理における生物活性炭の硝化能評価と硝化微生物群の多様性解析
  • 川嶋清源(2007)インドネシア共和国メダン市における水利用・水環境の実態についての調査研究
  • 加藤勇治(2006)道路塵埃及び雨水浸透施設内堆積物の重金属の溶出と保持機構
  • 渡部春奈(2006)カイミジンコを用いた底質毒性試験の毒性応答特性の評価と都内運河底泥への適用
  • 藤田誠(2006)道路塵埃及び道路排水トレンチの充填砂に対する重金属の吸脱着特性
  • 高橋亮介(2005)ジベンゾフラン資化性Janibacter属細菌の菌株レベルでの特性とダイオキシン分解能の比較
  • 細見暁彦(2005)多摩川における洪水後の微細有機物の動態が底生動物群集構造に及ぼす影響
  • 攝津克信(2005)モデル活用による合流式下水道雨天時汚濁負荷量削減策の検討
  • 斉藤夏恵(2004)粒子付着PAHの底生生物へのbioavailabilityの評価手法の検討と底泥および道路粉塵への適用
  • 磯崎雄一(2004)荒川底泥中PAHの生物利用性(bioavailability)評価のための底生生物模擬消化管液抽出法に関する研究
  • 若園浩史(2003)雨天時合流式下水道における地表面及び管路内堆積物由来のSS負荷流出に関する再現性評価
  • 高柳佳史(2002)湖沼水を原水とした浄水処理における溶存有機物除去特性の蛍光スペクトル解析を用いた評価
  • 糸井優輔(2002)都市市街地における浸透域からの雨天時汚濁負荷流出モデルの検討
  • 花房政英(2001)トリハロメタン生成能及び三次元蛍光スペクトルを用いた多摩川河川水中溶存有機物の特性評価
  • 村上道夫(2001)多摩川底泥の多環芳香族炭化水素類汚染の実態調査とその起源に関する考察
  • 櫻井英治(2001)荒川河口域における底泥及びゴカイ中の多環芳香族炭化水素類の分布特性
  • 渡邊晋太郎(2000)広島市江波排水区の浸水解析における修正RRL法と分布型モデルの比較
  • 春日郁朗(2000)津久井湖における微生物群集のPCR-DGGE法による構造解析
  • 石川明秀(1999)排ガス汚染に着目した道路周辺土壌中の多環芳香族炭化水素の分布調査
  • 藤原康志(1999)多摩川水系における水生生物生息の経年変化と水質の変動解析
  • 小松一弘(1999)貯水池におけるTHM前駆物質の季節変動と浄水処理過程での挙動
  • 萩原隆之(1998)硫黄脱窒反応を用いた生物ろ過プロセスにおける硫黄化合物の挙動
  • 細野真孝(1998)津久井湖における有機物質の構造解析とTHMFPに及ぼす影響評価

 

修士論文

  • 小林聖(2017)感染価を有した遺伝型別F特異大腸菌ファージの下水処理工程における挙動
  • 加藤隆一(2017)トウガラシ微斑ウイルスを挙動指標とした実浄水場におけるウイルス除去効率評価
  • 林典宏(2017)流域水物質循環モデルと湖沼水質モデルを用いた印旛沼に及ぼす気候及び社会変動の影響評価
  • Vu Duc Canh(2017)Applicability of EMA-RT-qPCR to selectively detect intact viruses in drinking water in the presence of humic acid(損傷のないウイルスの選択的検出を目的としたフミン質を含む浄水へのEMA-RT-qPCRの適用可能性)
  • 中島美咲(2017)隅田川から台場周辺海域における降雨後の塩分及び大腸菌の濃度変動調査とモデル解析
  • 三角恭平(2017)湖沼微生物ループにおける炭素フローに関与する細菌群の多様性と増殖特性の評価
  • 藤原直也(2017)メタン生成集積培養系による土壌中のベンゼン分解に及ぼすクエン酸添加の影響評価
  • 堤絵菜(2016)バンコクSaen Saep運河および近傍大気中におけるヒト糞便由来ウイルスの検出
  • 中村仁美(2016)高度浄水における微生物増殖ポテンシャルの形成過程と特性の評価
  • 柴田智世(2015)雨天時越流水に起因する台場周辺海域における糞便汚染のモデル評価
  • 浅見達也(2015)実浄水場の処理工程におけるウイルス除去効率の評価
  • Uddin Mohammad Mosleh(2015)"Assessment of biological arsenite oxidation in the sand filtration unit at arsenic-iron removal plants (AIRPs) in Bangladesh (バングラデシュのヒ素-鉄除去装置における砂ろ過工程での生物学的亜ヒ素酸化の評価)
  • 三上雄一郎(2014)合流式下水道雨天時越流水における管路内堆積物由来汚濁の指標微生物の探索と評価
  • 木戸佑樹(2014)藻類産生有機物に基づく湖沼微生物ループ構造の安定同位体プローブ法を用いた解析
  • 竹下仁(2013)津波に強い小規模下水道の施設配置とその評価選定手法(都市持続再生学コース)
  • Sengyun Kim(2013)Physiological characterization of ammonia-oxidizing bacteria enriched from granular activated carbon utilized in drinking water purification facilities(浄水処理用粒状活性炭から集積したアンモニア酸化細菌の生理特性評価)
  • Dang The Dan(2013)Use of Pepper mild mottle virus to evaluate removal efficiency by household water treatment A case study in Hanoi (トウガラシ微斑ウイルスを用いた家庭内浄水器の除去効率の評価 ハノイにおけるケーススタディ)
  • 佐田美香(2013)ベトナムフエ省農村における小児の水系感染症リスク評価に向けた水曝露量把握
  • 永野雄一(2013)複雑な排水網を有するフエ旧市街地における水質特性評価と内水氾濫モデル解析
  • 高橋惇太(2013)微生物集積培養系及び易分解性低分子有機物による実汚染地下水中嫌気的ベンゼン分解の促進
  • 大坂幸弘(2013)水道給配水系における再増殖細菌群の塩素耐性及び増殖特性評価
  • Ng Waitou(2013)水環境におけるトウガラシ微班ウイルスのヒト糞便汚染指標としての有効性の評価
  • Wei Xiwen(2012)Characterization of first flush water quality of roof runoff and effects of temperature and chlorination on microbial growth in harvested rainwater (屋根からの初期雨水の水質特性評価および貯留雨水中微生物の消長に及ぼす温度と塩素消毒の影響)
  • 中許寛之(2012)下水再生処理工程の有機物に対するフーリエ変換質量分析計を用いた分子組成と挙動の評価
  • カク ヨキヒメ(2012) 中国天津市エコシティにおける雨水・再生水利用のCO2排出量分析と導入可能性の評価
  • Christopher Gayle(2011)Quantitative characterization of pathogen indicator organisms at Odaiba Seapark, Tokyo Bay after combined sewer overflow(お台場海浜公園における合流式下水道雨天時越流後の病原微生物指標の挙動評価)
  • 佐野翔一(2011)路面由来重金属および窒素の雨天時流出機構と負荷量評価
  • Mohammed Cassim Riyas(2010)Effect of dissolved oxygen on estrone removal activity of activated sludge treating municipal wastewater (都市下水を処理する活性汚泥のエストロン分解活性に及ぼす溶存酸素の影響)
  • 舛本弘毅(2010)メタン生成嫌気ベンゼン分解微生物群培養系の確立と代謝特性の評価
  • 前田祐太(2010)浄水工程における従属栄養細菌の挙動と給水末端における再増殖特性の評価
  • 端昭彦(2010)水中腸管系ウイルスの核酸検出における阻害の特性評価
  • 井上葵(2010)模擬受水槽においてLegionella pneumophilaの消長に残留塩素が及ぼす効果
  • Parinda Thayanukul(2009)MAR-FISH analysis of estrone degrading bacterial community in activated sludge of sewage treatment plants at low estrone concentration(下水処理場活性汚泥において低濃度エストロンの分解に係る細菌群のMAR-FISH法による解析)
  • 綿貫健文(2009)クロロエチレン類脱塩素培養系における水素を巡る微生物競合および蓄積した塩化ビニル脱塩素化因子の検討
  • 中垣宏隆(2009)高度浄水処理生物活性炭に付着する硝化微生物の処理条件に対する挙動と硝化能の評価
  • 村上敬介(2009)土壌中ベンゼン分解微生物の解析へのmicroautoradiography-fluorescence in situ hybridization(MAR-FISH)法の適用
  • 渡部春奈(2008)カイミジンコ毒性試験を用いた道路塵埃及び都市河川底泥の毒性要因の推定
  • 藤田誠(2008)雨水浸透桝堆積物による道路排水中重金属類の化学形態別吸脱着特性
  • 飛野智宏(2008)基質資化微生物検出のための微生物叢ゲノム断片を用いたアイソトープアレイの開発
  • 高橋仁(2008)RNA arbitrarily primed PCR (RAP-PCR)法による活性汚泥微生物群の遺伝子発現プロファイル評価のための検討
  • 齋藤寛之(2008)生物活性炭付着微生物の呼吸活性に着目した同化性有機炭素分解微生物の評価
  • 和田健男(2007)集積培養微生物群によるクロロエチレン類の脱塩素活性に及ぼす影響因子に関する研究
  • 細見暁彦(2007)多摩川における微細有機物の動態と底生動物群集構造との関係に与える自然攪乱及び人為影響の評価
  • 高橋亮介(2007)Janibacter terrae近縁細菌の特異的検出とダイオキシン類分解特性の評価
  • 斉藤夏恵(2006)底泥中PAHのbioaccessibility評価手法の検討と首都圏沿岸域への適用
  • 磯崎雄一(2006)自由イオン態に着目した存在形態分析法による都市下水由来亜鉛の挙動の分析
  • 糸井優輔(2004)合流式下水道雨天時汚濁負荷の効果的削減のための管路堆積物局在箇所の特定手法の開発
  • Haltota Kankanamalage Primal Kumara Jinadasa(2003)Evaluation of CSO pollutant loads and new strategies for pollution control using a distributed model(合流式下水道雨天時越流水による汚濁負荷とその制御手法の分布型モデルを用いた評価)
  • 村上道夫(2003)道路・屋根堆積塵埃由来の多環芳香族炭化水素類(PAHs)の雨天時流出挙動解析
  • 渡邊晋太郎(2002)京都市吉祥院幹線の合流式下水道雨天時越流水抑制機能の分布型モデルによる評価
  • 春日郁朗(2002)ダム湖における藻類産生有機物に着目した真正細菌群集構造の変動解析
  • 小松一弘(2001)異なるN/P比と光強度条件下での藻類産生有機物及び湖沼水凝集処理過程における溶存有機物の特性評価
  • Petch Pengchai(1999)流入下水成分の沈降性にもとづく分画と活性汚泥の酸素消費速度、脱窒速度およびリン放出速度による画分の比較
  • 肱岡靖明(1998)Distributed Modelを用いた合流式下水道における雨天時下水量算定法の検討

 

博士論文

  • Phanwatt Phungsai(2016)Investigating Molecular-level Changes of Dissolved Organic Matter during Drinking and Reclaimed Water Treatment Processes Using Orbitrap Mass Spectrometry(浄水処理および下水再生水処理における溶存有機物変化のOrbitrap質量分析計を用いた分子レベルでの評価)
  • Shwetha Acharya(2016)Effects of chlorination on bacterial regrowth kinetics and community structure in tertiary treated reclaimed water(三次処理再生水における細菌再増殖の動力学と群集構造に対する塩素消毒の影響)
  • Jia Niu(2013)Functional characterization of ammonia-oxidizing archaea and bacteria in granular activated carbon filter for advanced drinking water purification (高度浄水処理粒状活性炭ろ過におけるアンモニア酸化古細菌及びアンモニア酸化細菌の機能特性評価)
  • Yang Yu(2013)Model-based evaluation of hydraulic behaviour and pollutant discharge pattern of combined sewer overflow considering characteristics of rainfall and drainage system (降雨と排水区の特性を考慮した合流式下水道雨天時越流水の水理学的挙動と汚濁排出パターンのモデル評価)
  • Rajendra Khanal(2013)Characterization of toxicants in size-fractionated urban road dust using ostracod Heterocypris incongruens direct contact test and toxicity identification evaluation procedure (カイミジンコ毒性試験とTIE手法を用いた粒径分画した都市道路塵埃の毒性要因評価)
  • 野口愛(2013)メタン生成条件におけるベンゼンの分解微生物種と初発代謝経路の解析
  • 端昭彦(2013)水試料からのウイルス検出に関わる阻害物質の特性評価及び除去手法の構築
  • Parinda Thayanukul(2012)Characterization of Biodegradable Organic Matter in Reclaimed Water by Bacterial Growth Response(下水再生水における生分解性有機物の細菌増殖応答に基づく特性評価)
  • Jatuwat Sangsanont(2011) Application of PCR-based techniques for evaluating the effect of chlorine, ozone and ultraviolet light on viral nucleic acid and capsid integrity (塩素、オゾンおよび紫外線がウイルス核酸およびカプシドに及ぼす影響のPCRに基づく手法による評価)
  • 渡部春奈(2011)雨天時流出過程における道路塵埃の毒性評価とwhole sediment TIE手法による毒性要因推定
  • 飛野智宏(2011)複合微生物系に対する基質特異的な微生物探索手法としてのショットガンアイソトープアレイ法の開発
  • 北島正章(2011)Molecular Epidemiological Analysis of Pathogenic Viruses in Water Environments and Risk Assessment(水環境中における病原ウイルスの分子疫学的解析および感染リスク)
  • Suwat Sooglerdsongpha(2010)Characterization of Bacterial Community Responsible for Assimilable Organic Carbon Removal in Biological Activated Carbon Process for Advanced Drinking Water Treatment (高度浄水処理生物活性炭プロセスにおける同化性有機炭素除去に 関与する細菌群集の解析)
  • 小島啓輔(2010)合流式下水道管渠内堆積物及び雨天時越流水に含まれる重金属の存在形態特性
  • Manish Kumar(2009)Comparative assessment of potential mobility of heavy metals in soakway sediment of infiltration facilities and soil using sequential extraction and isotopic dilution techniques
  • Pham Van Quan(2009)Characterization of urban inundation impacts by distributed model simulation and pathogenic pollution monitoring in the downtown of Hanoi
  • G.G.Tushara Chaminda(2008)Characterization of organic ligands in urban wastewaters and analysis of heavy metal speciation in water environment
  • Jinyoung Kim(2008)Urban runoff quality modeling with elaborated land-cover identification by IKONOS satellite imagery
  • Zhang Kaisai(2007)Phylogenetic identification of estrone degrading bacteria in activated sludge using microautoradiography-fluorescence in situ hybridization (活性汚泥中に存在するエストロン分解細菌のマイクロオートラジオグラフィー蛍光in situハイブリダイゼーション法を用いた系統学的同定)
  • Mohammed Abed Hossain(2007)Competitive adsorption dynamics and speciation of heavy metals in soil system below rainwater infiltration facilities
  • WeonJae KIM(2007)Characterization and modeling of wet weather pollution dynamics in combined sewer considering in-sewer deposits and dry weather flow
  • 長岩明弘(2007)オンライン流量・負荷量予測モデルの開発と浸水防除と合流改善のための下水道施設運転手法の研究
  • 馮欣(2007)高温接触酸化法による水溶性切削油廃液処理における微生物群集解析とジシクロヘキシルアミン分解細菌の解析と分離
  • 岩井祥子(2007)オリゴヌクレオチドマイクロアレイによるベンゼン酸化分解遺伝子の網羅的解析と土壌浄化力評価手法としての有効性
  • 村上道夫(2006)都市ノンポイント汚染源由来の重金属類の雨水浸透施設における脱吸着
  • Yongyod Thaveemaitree(2005)Adsorption of di-(2-ethylhexyl) phthalate (DEHP) on solids generated in coagulation and flocculation processes in drinking water treatment plants(浄水処理における凝集フロック等へのフタル酸ジ(2-エチルヘキシル)の吸着に関する研究)
  • 春日郁朗(2005)水道水源湖沼における溶存有機物の動態と生物学的応答の指標化に関する研究
  • 李美京(2004)Microbial community analysis by PCR-DGGE and FISH methods in enhanced biological phosphorus removal processes treating domestic sewage and synthetic wastewater (都市下水及び合成下水を処理する生物学的リン除去活性汚泥のPCR-DGGE法とFISH法を用いた微生物群集構造解析)
  • 小松一弘(2004)モデル凝集フロックへの吸着試験による水道原水中溶存有機物の特性評価
  • Rupak Kumar Aryal(2003)Dynamic Behavior of Suspended Solids and Particle-Associated Micropollutants in Highway Runoff(高速道路雨天時流出水におけるSSおよび微量汚染物質の挙動)
  • Petch Pengchai(2002)道路側溝粉塵中の多環芳香族炭化水素類プロファイルの特性とその起源解析
  • Thapa Phatta Bahadur(2001)Characterization of Natural Organic Matter in Reservoirs by Multi-Analytical Approaches(多角的分析手法を用いた貯水池の自然由来有機物の特性評価)
  • 藤田昌史(2001)嫌気好気回分式活性汚泥の微生物群集構造解析と生物学的リン除去活性の遷移過程のモデル評価
  • 肱岡靖明(2001)都市ノンポイント汚染源負荷量調査に基づく地表面特性を考慮した堆積負荷流出モデル解析
  • Absar Ahmad Kazmi(1999)Integrated Kinetic Model for Nutrient Removal and Reactive Settling in Sequencing Batch Reactor(回分式活性汚泥法の沈殿過程における反応を考慮した栄養塩除去のモデル化)