水環境の総合指標研究委員会成果報告会
&水辺のすこやかさ指標指導者研修会

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概要

■主催:日本水環境学会水環境の総合指標研究委員会

■共催:東京大学大学院工学研究科附属水環境制究センター、山梨大学国際流域環境研究センター

■期日:2013年6月18日(火)13:30-17:00

■場所:東京大学工学部14号館141講義室(東京都文京区本郷7-3-1)

■参加費:無料

プログラム


13:30~開会の挨拶           (東京大学大学院 古米弘明)
13:35~「水環境指標をめぐる国の動き」 (環境省水大気環境局水環境課 岡島一徳)
13:50~「水辺のすこやかさ指標誕生まで」(㈱日水コン 清水康生)
14:05~「水辺のすこやかさ指標について」(山梨大学大学院 風間ふたば)
14:30~「指標と時間」         (北海学園大学 余湖典昭)
14:45~「指標の再現性」        (神戸学院大学 古武家善成)

<15:00~15:10 休憩>

15:10~「指標の活用」         (東京都環境局 風間真理)
15:25~事例報告1「富山県の取組み」  (富山県環境保全課 佐野敦)
15:45~事例報告2「八王子市の取組み」 (八王子市水再生課 滝口敦)
16:05~事例報告3「九州地区での取組み」(大分工業高等専門学校 高見徹)
16:25~質疑応答            (司会 山梨大学大学院 風間ふたば)
16:55 閉会

開催記録

 水環境の総合指標研究委員会成果報告会、および水辺のすこやかさ指標指導者研修会として、2013年6月18日午後に工学部14号館141講義室にて開催された。本報告会は日本水環境学会水環境の総合指標研究委員会が主催したもので、当センターも山梨大学国際流域環境研究センターとともに共催として入り開催された。水環境の総合指標研究委員会は、2009年に組織され、2012年度まで4年間活動を行った研究委員会であり、本報告会はその4年間の活動の取りまとめとして位置付けたものである。
 報告会は、水環境の総合指標研究委員会の委員長であった古米弘明水環境制御研究センター教授の挨拶から始められ、環境省水環境課の岡島一徳氏より、現状の水環境行政と、その中での水辺のすこやかさ指標の位置づけについて講演があった。そののち、水辺のすこやかさ指標がどのようにして作られたか、どのようにして使っていくべきか、使っていくうえでの注意点などについての講演が引き続き行われた。
 休憩をはさんで後半では、富山県、八王子市、九州地区でのそれぞれにおける指標の活用事例が報告された。それぞれの自治体や、高等教育機関における活用の仕方や方向性、 また各地域においてそれぞれの工夫が行われていることが紹介された。今回紹介された事例のみならず、すでに多くの自治体や組織で利用され活用されており、それぞれの活用の仕方の例も報告された。