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講義の目的 　自然の水循環系と都市における水利用システムを一体として捉え、水環境の自然現象とそこへの人為的な影響について講義をおこなう。水資源保全、水域生態系保全、水環境管理などのために必要となる基礎知識を学習すること、よりよい水環境の創造のための施策のあり方を理解することを目的とする。講義は、公共的な水域である、河川、湖沼・貯水池、内湾・沿岸・海洋、地下水について、それぞれの水環境の特性、水質汚濁現象機構、水質管理や汚濁対策について解説を行う形で進める。また、水環境保全行政についても紹介する。 講義項目（当該項目をクリックすると、講義資料にキャンパス内からはアクセスできます。） 1 水環境と水資源 1)　水資源の特性・水利用 2)　各種水系と水質汚濁・環境基準 2 水環境の生態系 1)　生態学および生態系の基礎知識 2)　水辺環境と水域生態系の特徴 3)　生態学的な視点からの水環境保全技術の考え方 3 河川の水質方程式とその適用 1)　河川環境の特徴と水質方程式 2)　感潮域の水質特性 4 湖沼、貯水池の水質管理 1)　湖沼、貯水池の水質管理1 2)　湖沼、貯水池の水質管理2 3)　湖沼、貯水池の水質管理3 5 内湾・沿岸域・海洋における汚染 1)　内湾や内海の汚染状況 2)　海洋における汚染 6 地下水汚染 1)　地下水汚染 7 水環境保全行政 1)　環境アセスメントと水環境 2)　水環境の健全性とは？ （備考） 適宜、学外の方による特別講義を行う。 情報源URL 前提となる知識：例えば、典型7公害のひとつである水質汚濁に関する基礎知識 応用する分野：環境アセスメント、水環境管理、水質汚濁解析、水質汚濁対策と規制 関連講義：環境反応論、環境流体力学、応用水理学、上下水道システム 事前履修：都市環境概論、環境水質化学、並行履修：生態学・生態工学、環境反応論 参考書（テキスト）：特になし 参考書（演習書）：特になし 成績評価：宿題・レポート、中間試験、期末試験により評価を行う。なお、講義の終了前にミニアンケートを実施する。 過去の試験問題 2011年　中間試験、 宿題、 参考資料 2006年　中間試験、 期末試験、 宿題 2005年　中間試験、 期末試験 2004年　中間試験、 期末試験、 宿題 2003年　中間試験、 期末試験 2002年　中間試験、 期末試験