センター概要

パンフレット
(2023年4月版)

2000年4月に「水環境制御研究センター」として設立された本センターは、2019年7月に改組を行い、名称も「水環境工学研究センター」となりました。
設立以来、環境本位型社会における多様な社会的要望に応えられるような先端的水環境制御技術の開発研究を、微生物の機能を利用した技術を中心に重点的に進め、また、微生物生態学などの基礎科学と水処理工学などの実学の融合・連携から新たな技術体系を構築することにより、地域特性に根ざした技術の開発を行うことを目的とし、様々なアプローチで研究を進めてまいりました。
2019年7月の改組により3部門体制となり、学内関連研究者との緊密な連携により、より幅広く水環境工学に関する研究、教育を進めてまいります。水環境工学研究の研究ハブを目指して、各種シンポジウムなどの開催を今まで以上に活発に進めてまいります。是非お立ち寄りください。

News & Topics一覧を見る>

2023/06/01
[イベント報告] 第50回特別セミナー(Chia-Ling Chang教授 講演) 当センターが客員研究員(受入期間:2023年2月~8月)として受けれております、水環境の計画・管理がご専門のChia-Ling Chang (Charlene Chang) 教授(台湾・逢甲大学)に 特別講義 をしていただき、たくさんの方にご参加いただきました。
2023/05/25
[イベント報告] 第49回特別セミナー(Jinxia Liu准教授 講演) 環境中におけるPFASの研究を専門とする、カナダ・マギル大学のJinxia Liu准教授に本学で 特別講義 をしていただきました。 世界的に使用規制の動きが活発になりつつあるPFAS(有機フッ素化合物の総称)について、カナダや米国での事例を交えお話いただきました。
2023/05/22
[イベント案内] 東京カレッジウェビナーのご案内(ティラフェリ准教授)

東京カレッジによる、トリノ工科大学アルベルト ティラフェリ准教授によるオンライン講演会「脱塩技術と再生可能エネルギーの組み合わせによる水供給促進」が6月13日に開催されます。

東京カレッジ卓越研究者招聘活動により来日したティラフェリ先生水質管理・利用可能性・水とエネルギーの相互関連性がご専門で、2023年3月~8月まで水環境工学研究センターにて研究活動を進められます。ぜひ奮ってご参加ください。

講演会の詳細・申込 公式ポスター(PDF)
2023/04/20
来る国際会議の実行委員等を務めます(滝沢教授、加藤教授、片山教授、栗栖教授)

片山浩之教授:Program Committee (Darwin, 2023年6月)
IWA 21st Symposium on Health-related Water Microbiology (WaterMicro23)

加藤隆史教授:Executive Committee (Kyoto, 2023年10月)
Grand Meeting MRM2023/IUMRS-ICA2023

滝沢智教授:Chairs, Scientific Programme Committee (South Africa, 2023年12月)
8th IWA Specialist Conference on Natural Organic Matter (NOM8)

栗栖太教授:Organizing Committee, Programme Committee (Taipei, 2024年6月)
13th IWA Micropol and Ecohazard Conference

2023/04/10
[研究業績] 2月以降に発行された栗栖太教授(水システム管理部門)の論文内容 ● 下水処理場から河川等へ放流される要調査項目物質について、処理場での除去状況および処理水中の濃度と生態リスクを評価 (Pandey, Kurisu et al.)
● 浄水処理の凝集沈殿工程および塩素消毒工程における有機物の変容に関する内容で、タイとの国際共同研究 (Prasert, Kurisu et al.)
● ターゲットスクリーニング分析を活用し木曽三川における未規制汚染物質を検出 (岐阜大学等との共同研究、尾川、栗栖ほか)
● 水道水中の微生物再増殖と薬剤耐性細菌について調査 (センター協力教員の春日郁朗准教授と共同、Nguyen, Kurisu, Kasuga et al.)