活動方針

2000年4月に工学系研究科の附属施設として設立された本センターは、2019年7月の改組により現名称となり、3部門体制で分野横断的かつ機動的に水環境研究を推進してきております。
2024年度からの第5期では、新たに国際下水疫学社会連携講座を加えた以下の体制の下で、気候変動による水資源の不足、カーボンニュートラルへの転換、安心・安全な水や環境保全への意識の高まりなど社会変化の中で、持続可能な水利用と健全な地球および地域環境の維持創出を目指して先端的水環境工学技術の開発研究を推進していきます。

   ■ 水質制御技術や新素材の開発
   ■ 微量汚染物質の監視技術や管理手法の開発
   ■ 水と衛生に関わる国際水環境問題
   ■ 下水疫学調査の社会実装と病原体リスク管理技術

また、工学系研究科をはじめ学内の水分野の研究者との連携ネットワークを強化して、事業体や産業界との共同研究を推進しています。さらに、未来ビジョン研究センターへの水分野の提言を行うなど、水分野の学内中核センター、そして水環境分野の国際的な研究拠点を目指します。