活動方針

本研究センターは2019年7月に改組を行い、名称も「水環境制御研究センター」から「水環境工学研究センター」になりました。2023年度までの5年間、以下のような活動を展開しています。
SDG6「水と衛生」やSDG11「包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能な都市」などの国際共通目標を踏まえた水環境研究や超スマート社会における水インフラに関する研究を推進するため、水質制御技術や新素材の開発、微量汚染物質の監視技術や管理手法の開発、水と衛生に関わる国際水環境問題について、分野横断的に且つ機動的に最先端の研究を実施している。そのため、単独の水環境制御部門を改め、水環境に関する研究教育部門として、①水質制御技術・素材、② 水システム管理、③ 国際水環境の3部門を設け、工学系研究科教員を中心として兼務教員を受け入れて、組織体制の充実を図り、総合的に水環境の工学研究を推進している。同時に、工学系研究科をはじめ学内の水分野の研究者との連携ネットワークを強化して、事業体や産業界との共同研究を推進している。さらに、未来ビジョン研究センターへの水分野の提言を行うなど、水分野の学内中核センターを目指している。